健診でAST・ALT・γ-GTPが高いと言われた、要精密検査と書かれていたものの、体調は悪くないし、何が問題なのかも良く分からないので、職場へ提出する受診結果票の提出期限間際になってから受診される方も少なくありません。しかし、肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれています。炎症や障害が進んでいても自覚症状がほとんど出ないため、知らないうちに病気が進行してしまうことがあるのが肝臓の怖いところです。
肝臓・胆のう・膵臓に関する症状
肝臓・胆のう・膵臓に関する症状
健診でAST・ALT・γ-GTPが高いと言われた、要精密検査と書かれていたものの、体調は悪くないし、何が問題なのかも良く分からないので、職場へ提出する受診結果票の提出期限間際になってから受診される方も少なくありません。しかし、肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれています。炎症や障害が進んでいても自覚症状がほとんど出ないため、知らないうちに病気が進行してしまうことがあるのが肝臓の怖いところです。
「健診で脂肪肝と言われたけど、特に症状はないから大丈夫」と思って受診しない方は実はとても多いです。脂肪肝とは、肝臓の細胞に中性脂肪が過剰にたまった状態のことです。軽度であれば生活習慣の改善で回復が期待できますが、放置すると脂肪性肝炎(肝臓に炎症が起きた状態)から肝硬変・肝がんへと進行するリスクがあります。
最近なんとなく疲れやすい、理由もなくだるさが続く、皮膚がかゆくてたまらないなど、こうした症状は、「睡眠不足や仕事の疲れのせいだろう」と自己判断してしまいがちです。しかし、慢性的な疲労感・倦怠感・皮膚のかゆみは、肝臓の機能低下を示すサインである可能性があります。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、機能が相当低下するまで自覚症状が現れないことがほとんどです。
右のわき腹や肋骨の下あたりが重苦しい、食後に右の上腹部あたりが痛む、背中の右側が鈍く痛む、などの症状は、肝臓・胆のう・胆管・膵臓などの病気のサインである可能性があります。肝臓は右の上腹部(右肋骨の下)に位置し、胆のうはその裏側に隠れています。膵臓は胃の裏側から背中側へと広がる臓器です。
「最近白目が黄色い気がする、皮膚が黄みがかってきた、尿の色が濃い茶色になっている」などの変化は「黄疸(おうだん)」のサインかもしれません。黄疸とは、血液中のビリルビン(胆汁の色素)が増えすぎて皮膚・白目・尿などが黄色くなる状態のことです。肝臓・胆道・膵臓などの病気によって胆汁の流れが滞ったり、肝臓の機能が著しく低下したりすると起こります。
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